
三代校舎ふれあいの里
北杜市でも有数の桜スポットのひとつ、三代校舎ふれあいの里。校庭一面に咲く重量感たっぷりの大ぶりの桜は見応え充分で、特に明治館の太鼓桜から眺める桜は毎年春にはテレビでニュース報道されています。樹齢100年の桜も毎年見事な花を咲かせますよ。
例年の開花時期:4月8日頃から10日間ほど
明治、大正、昭和、それぞれの時期の学校校舎が並ぶ三代校舎ふれあいの里。明治8年(1875年)に設立され、昭和60年(1985年)に閉校された津金学校を活用した施設で、明治校舎は須玉歴史資料館、新築復元された大正校舎は農業体験農園施設の大正館、建て替えられた昭和校舎はストラン・ハーブ湯施設を備えた「おいしい学校」としてそれぞれオープンしています。
地元産のハーブを使ったハーブバス・香りの湯に加え、イタリアンレストラン ぼのボ~ノ、和食 古宮、パン工房を備えた「おいしい学校」は、そのレトロな姿を含めて人気のお食事スポット。さらに春は桜の名所としても賑わうんですよ。
南アルプスをバックに校庭に咲くソメイヨシノ
三代校舎ふれあいの里の校庭には樹齢約100年のソメイヨシノが約30本並んでおり、山梨県でも屈指の桜スポットとして知られています。甲斐駒ヶ岳をはじめとする南アルプスの山々、そして3代の歴史を持つ学校をバックに桜が咲く様子はどこか懐かしさを感じる景色です。
「おいしい学校」ではそんな満開の桜を眺めながら食事をすることができます。ランチタイムとディナータイム、ともに営業しているんですが夜は例年桜のライトアップが。昼はもちろん、夜桜も楽しむことができるんですよ。
本格イタリアンや給食ランチが楽しめる2つのレストラン
提供される料理もここならではのものばかり。
ぼのボ~ノでは、地元食材を使ったイタリアンが楽しめます。ランチメニューは地元野菜のサラダやパスタやピザ。パスタランチ(1400円)や、ピザランチ(1850円)、味覚ランチ(2560円)、前菜から肉、魚料理などのコースとなるスペシャル味覚ランチ(3560円)といったランチセット、単品のピザ(1250円)などが選べます。
ディナータイムは地元の肉や野菜を使った本格的なイタリアンのコースが。パスタディナー(2600円)、おすすめディナー(4000円)、スペシャルディナー(5000円)といったコースが提供されています。ちなみにお子様ランチ(980円)、お子様ディナー(1900円)も用意されていますよ。
そして、和食レストラン古宮のランチタイムはちょっと珍しいものが楽しめます。なんと給食ふうのメニュー。懐かしい学校の机といすで、実際に使用されていたアルマイトの給食食器を使った給食ランチ(各種1080円)が食べられるんです。
このほか、パン工房では地元素材を使った焼きたてのパン、直売所では農家さんから直接持ち込まれる地元野菜やフルーツ、ワインや日本酒、お土産が。まさにいろいろな「おいしい」が集まった学校なんです。
桜の季節は限定ランチも!
さらに春はお花見気分を高めてくれるメニューが登場します。桜をテーマにした期間限定ランチです。
ぼのボ~ノではイタリアンお花見ランチ(2560円)、古宮では和食お花見給食(1080円)がそれぞれ提供されます。
高齢の人にとっては「懐かしい」、若い人からはレトロさが「かわいい」なんていわれることもある三代校舎。近隣の白壁黒瓦の民家や蔵、白壁にあるこの地方の伝統アート鏝絵等を周遊することができるスポットです。この春は歴史と風情を感じるこの場所で、お花見ランチ、ディナーを楽しんではいかがでしょう?