今や全国的に有名になった金精軒の水信玄餅。水そのもののような見た目と、賞味期限がたったの30分という儚さは、まさに幻のお菓子といえます。
でも、金精軒の名物は水信玄餅だけではありません。職人の技術を受け継ぐ伝統の製法でつくられる金精軒の和菓子には、ほかにもぜひ食べて欲しいものがたくさんあるんですよ。
甲斐駒ヶ岳の伏流水を使ってつくられてきた伝統の味
明治35年に創業し、以来職人が一つ一つ心を込めて手作業で和菓子を作り続けてきた金精軒。その周囲には日本百名山の甲斐駒ヶ岳があり、その白く輝く花崗岩の岩肌に磨かれた名水が尾白川を流れています。日本100名水にも選ばれ、南アルプスの天然水でも有名なこの甲斐駒ヶ岳の伏流水です。
地産地消にこだわる金精軒のお菓子は、この甲斐駒ヶ岳の伏流水を使ってつくられています。これもまた水の恵みに育まれたお菓子なんですね。
また、地産地消は他の材料でももちろん大事にされています。山梨の梨北米や北杜米といったお米など、お菓子の素材も厳選された地元産のものばかりです。
毎朝工場直送! 直販だけの極上“生”信玄餅
そんな金精軒の名物のひとつが極上生信玄餅。
「生」という名前どおり、こちらも新鮮さが重要なため、毎朝工場から直送しての直売でしか販売していない品です。
山梨が誇る梨北米を100%使用したこの信玄餅は、お米のうまさをより引き立てるためにお砂糖の量を従来の半分にしているんです。お米本来の美味しさがしっかり感じられる上品な味わいの一品。5個入り(770円)と10個入り(1490円)の2種類が販売されています。
普通の水ようかん?と思ったらもっちり食感「あんどうふピュール」
涼しげな見た目が今の時期にピッタリなのがあんどうふピュール(1つ220円)。
一見普通の水ようかんという感じですが、葛を使っており、もっちりとした食感が特徴敵です。
名前に入っている「ピュール」というのはフランス語で“ピュア”を意味する言葉。そして、パッケージにはフランス人画家エチアン・ボルメランジェ氏の描く透明感あふれるイラストを使用しており、透き通った印象を与えてくれます。夏の贈り物としてもオススメの品ですよ。
水信玄餅で知った人も、いろいろ試してみてください!
家族連れから夫婦、若いカップルなど、老若男女を問わず人気の金精軒。「水信玄餅で知った」という人は、この機会にぜひほかのお菓子も試してみてください。きっと人気の秘密がわかるはずですよ。