原村高原朝市
標高の高い原村は夏の避暑スポットとして賑わいます。特に朝晩は格別の過ごしやすさ。そんな夏の原村で毎年開催されているのが原村高原朝市です。彩春からも車で15分程度の原村ペンションビレッジを会場に、7月下旬から8月末にかけて行われている朝市で、採れたての新鮮な野菜や手作り雑貨などさまざまな品が並びます。例年6時30分ごろと早朝からの開催なので、涼しい朝の空気を感じながら朝市を見て回り、その後ゆっくり観光。そして彩春でランチなんて過ごし方もオススメですよ。
暑い夏はつるっと冷たいそばが食べたくなる時期。そばどころである信州にもまたがり、キレイな水に恵まれた八ヶ岳エリアには、たくさんのそば店があります。
富士見町にたたずむ手打ち蕎麦 彩春(つくし)もそのひとつです。2015年11月にオープンしたこのお店は、自然栽培のそば粉を使用した十割そばを食べられるんですよ。
こだわりそば粉で「食べることから健康に」
古民家を改装した彩春の店舗は、町中のエリアながら少し小高い場所にあり、天気がいい日は南アルプスが見えたりするロケーションです。テーブル席に加えて座卓もあり、お子さん連れの家族もゆっくりと過ごせます。
そんな彩春のコンセプトは「食べることから、健康に」。だから、素材もこだわりぬいたものを使っています。
特にそば粉は、土からこだわってつくられた自然栽培のものを生産者から直接仕入れています。自然の力のみを使った古来の土に近い畑で農薬や肥料を使うことなく育てられた特別なそば粉は、この辺りでも彩春でしか味わうことができない品なんですよ。
八ヶ岳の湧水で育てられたお米、安曇野産の生わさびなど、そば粉以外も厳選した食材を使っています。
冷たいそばで十割と思えないコシを楽しんで!
そんなそば粉を使ってつくる十割そばはもちろん絶品。十割そばというと一般的にはどうしてもコシは弱くなりがちですが、彩春のそばは「十割なのにコシが強い!」と評判なんですよ。
そのコシの強さをたっぷり楽しむなら定番はざるそばですが、夏の時期は「ぶっかけそば」も人気です。蕎麦とつゆと具を混ぜて食べるもので、「なめこおろしぶっかけそば」(1100円)、「とろろぶかっけそば」(1100円)、「たぬきぶっかけそば」(1050円)の3種類が通年のメニューになっています。
さらに6月から「夏季限定ぶかっけそば」も徐々にスタート。今年は旬の高原野菜と蕎麦をたのしむ「彩り野菜の揚げびたしそば」(1200円)なんてメニューも登場予定ですよ。だしのきいたつゆに高原野菜の揚げびたしを入れた旨みの詰まった逸品。野菜からしみ出る旨みが自慢のそばをさらに引き立てます。
そばでリゾット!? ここだけの創作そばメニューも魅力
主役はなんといってもこだわりのそばですが、そば粉を使った創作メニューが豊富なのも彩春の魅力。そばサラダ、そばリゾット、そば豆腐といった、ほかではなかなか食べられないメニューがたくさんあります。特にそばリゾットは、そばの実の食感も感じられる品で、そばの新しい魅力を知ることのできる逸品ですよ。
「そんなにいろいろあると迷ってしまう……」という人にオススメなのが「そばごぜん」(1800円)。そばを使った一品料理とざるそばがセットになった欲張りメニューです。セットにプラス300円でそば粉を使ったデザートも付けられ、まさにそばのフルコースといった品ですよ。
ちなみにオリジナルブレンドコーヒー「彩春ブレンド」(380円)やハーブティーなどもあり、食後もゆっくり楽しめます。食後はカフェのようにちょっとリラックスして過ごす女性も多いんだとか。
さらに自然栽培の蕎麦粉を100%使用して作った「そばクッキー」(10枚入り480円)などお土産として買って帰れる品も。こちらは味はもちろんですが、小麦アレルギーの人や小麦の摂取を控えている人なども食べられるということで人気になっています。
お酒とそばを楽しめる夜営業も
ランチタイムに人気の彩春ですが、実はもう人の顔が。お酒を楽しみながら一品料理やそばを楽しめる、夜の営業もあるんです。
「だしまき玉子」(630円)など、夜しか楽しめない「夜だけメニュー」もいろいろありますよ。お酒を飲みながらゆっくりなんて人に特にオススメです。
ただし、昼の営業でそばが終わってしまった日など、日によっては夜の営業がない場合もあるので、「夜楽しみたい!」という人は事前に予約か問い合わせをすると安心ですよ。