雪が積もると八ヶ岳エリアも本格的な冬という感じになります。寒さの厳しいシーズンですが、この時期だからこその楽しみもたくさんあります。
そのひとつがスノーシューです。クツに装着すると雪の上を自由に歩けるようになるスノーシューを使って、雪景色の上を歩いていくことができるんです。八ヶ岳エリアはこのスノーシューが盛んな場所でもあります。山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターでも、雪が積もった時期限定で、イベント的にスノーシューレンタルを行っています。
八ヶ岳の自然を知り、触れる案内スポット
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターは清泉寮の向かい、森の入り口にある施設。標高1400mの清里高原や八ヶ岳エリアの自然や文化について、楽しく遊びながら学べる展示などを行っています。
また、自然体験プログラムや自然歩道の情報などもあり、自然解説員が森歩きの相談に乗ってくれたりもします。清里周辺の自然を楽しむための案内役ともいえる場所です。
雪原には野生動物の痕跡も
そして、雪の時期にはスノーシューのレンタルが。
スノーシューは大人向けから小学生くらい向けまでサイズがあるので(中学生以上=1500円、小学生=1000円/1日)、小学生以上くらいであればいっしょに楽しめますよ。
スノーシューの楽しみは、まず単純に雪の上を歩けること。雪原を自由に歩き、冬の大自然の景色を満喫できます。
そして、周囲をよーく観察してみるのも楽しみ方のひとつ。たとえば、雪の上を歩いていると、動物が残した足跡などを見つけることがあります。
足跡を観察すると「誰が」「そこで何をしていたか?」「どこから来てどこへ向かったか?」などを推理することができます。
野生動物そのものに出会うのは難しいですが、足跡や食べ跡、糞など、動物たちが残した痕跡を見つけると、そこに確かに動物たちの存在を感じることができます。八ヶ岳自然ふれあいセンターで調べたり、聞いてみたりしながら、そんな動物の痕跡、足跡を探してみるのも楽しいですよ!
スノーシューデビューにもピッタリの清里高原!
清里高原は標高1400mと高地ですが、アップダウンは少なく、歩きやすいエリア。スノーシュー初体験にもピッタリです。
雪のある時期だけの特別な楽しみ、ぜひこの冬試してみませんか?