
富士山とせせらぎの小径
八ヶ岳自然ふれあいセンターをスタートして約30分で1周する散策コースが「富士山とせせらぎの小径」。八ヶ岳を間近に望む牧草地や、富士山、金峰山が見える展望テラスなど、絶景スポットが多い人気のコースです。年間を通じて人気ですが、冬は特に空気が澄んでいるため、景色がキレイに見渡せるんですよ。また、木々の葉が落ちている時期なので、木にとまる鳥の姿も見えやすいのがこの時期。さらに、厳冬期はきらめくツララや霜柱、雪が辺りを包みます。動物の足跡などに出会えたりしますよ。
もちろん散策の前後は八ヶ岳自然ふれあいセンターへ。自然情報を収集するのに役立つ展示のほか、「みんなのあそび場」コーナーにはお子さんが遊べるスペースやこたつもあります。冷えた身体をゆっくり温めていってください!
雪景色やつららなど、きらめく景色が広がる冬の八ヶ岳。そんな八ヶ岳の自然や文化について教えてくれる、「森の入り口」のような施設が山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターです。
施設内には楽しく遊びながら学べる展示や、周囲のことに詳しいスタッフさんがおり、八ヶ岳の自然について知ることができるんですよ。
自然について知ってから出かければ散策がもっと楽しく!
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターにはさまざまな展示があるほか、周囲の自然歩道の地図が置かれています。「自然のなかを散策したいけどどの辺がいいんだろう」なんて人にピッタリの施設です。

草原の散歩道
また、展示などを通じて八ヶ岳の自然について知っておくと、散策の景色もただキレイなだけでなく、いろんな面白さがあることに気付くこともできます。散策がもっと楽しくなりますよ。

真冬の自然散策路
オススメはまず30分ほど館内で自然情報を知ってから、無料で貸し出してもらえるスノーブーツなどでしっかり防寒対策をして散策へ向かう楽しみ方。きらめきスポットでも紹介した富士山とせせらぎの小径だと、約30分で1周できます。

富士山とせせらぎの小径の展望台。晴れた日は富士山が見えることも。
途中の展望テラスなどでひと休みしながら、冬の景色を楽しんでください!
雪の季節はスノーシューで楽しめちゃう!
そして、冬はこの時期ならではの楽しみもたくさんあります。
たとえば雪。雪が一面を覆い尽くすと森や周囲はいつもとは違う表情になります。
雪の上は歩きにくいものですが、スノーシューがあれば誰でも気軽に歩くことができるようになります。
スノーシューは西洋かんじきなんて呼ばれたりもする道具。靴に付ける形で履くと、雪の上を歩くことができるんですよ。
積雪の時期はセンターでスノーシューのレンタルも行っていますので、ぜひ雪景色を楽しんでください!
週末や冬休みはレンジャーさんが案内してくれる無料のガイドウォークも
さらに毎週土曜、日曜はセンターの“レンジャー”さんが森を案内してくれる「ガイドウォーク~森のお散歩~」が開催されています。このガイドウォーク、無料で誰でも参加できるんです。
清里の冬ならではの楽しみ方を教えてもらえるイベントで、雪が積もっていれば八ヶ岳南麓に棲む動物の足跡を見ることができたりしますよ。

こちらはリスの足跡。
12月28日から1月3日の冬休み期間は臨時開催もありますので、年末年始の旅行でもぜひ立ち寄ってみてください。

こんなふうにいろんな動物の足跡が見つかるかも!
このほかにも、秋からはどんぐりのペンダントづくりといったイベントも。今年の秋の清里は、どんぐりがとても多い「成り年」。そんなどんぐりの帽子ともパンツともいわれる殻斗(かくと)を使ってペンダントをつくれます。
また、12月25日までは「清泉寮クリスマススタンプラリー」も開催中。計9つの施設を巡るものなのですが、八ヶ岳自然ふれあいセンターもスタンプラリーの対象施設のひとつになっていますので、ぜひスタンプを押していってください。3施設を巡って1列ビンゴになればポストカードがもらえます。さらに抽選で清泉寮宿泊などの豪華景品も当たりますよ。
自然のなかでゆっくりしたいという人なら誰でも楽しめちゃう!
「八ヶ岳に来たなら自然や景色を楽しみたい!」と思っている人は多いでしょう。八ヶ岳自然ふれあいセンターはまさにそんな人たちのための施設。

センター前の園庭の様子。冬は雪の迷路がつくられたりします。
自然のなかでゆっくり過ごしたいという人は、ぜひこの冬立ち寄ってみてください! 家族みんなでも、ひとり旅でも楽しめますよ。